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病気の進行具合の見極め

病気の進行具合の見極め

風邪をひいた時には、肩や背中の痛みや寒気、 発熱があり、しばらくしてからお腹の具合が悪くなったり、長引くといつまでもだるさが残ったり、いろいろな症状があらわれますが、これは病気のステージが変化しているからです。
漢方ではタイミングよくステージに合った治療を行うことを非常に大切に考えています。

ステージに合っていない治療を行うと、余計に体の具合が悪くなったり体に悪い作用を及ぼすこともあるので注意が必要です。

以上のように、さまざまな角度から症状や体質を考え、ひとりひとりに適した治療を選んでいくのが漢方治療の基本です。
また、漢方には上で紹介したもの以外にもいろいろな考え方があります。

漢方医学の診断方法

漢方医学では、その考え方に基づいて、どのような漢方薬を服用するのが適しているかという診断を行います。
その診断方法にもいろいろありますが、病院や医院では「望診(ぼうしん)」「聞診(ぶんしん)」「問診(もんしん)」「切診(せっしん)」を合わせた「四診(ししん)」という診断方法がよく用いられています。

●望診(ぼうしん)

患者さんの様子を目で見ます。元気があるか、表情が暗くないか、皮膚につやがあるかなどを観察します。
また、「舌診(ぜっしん)」という診断方法では、舌の形や色、舌苔(ぜったい。舌についているコケのような白っぽいもの)から体力の有無、血や水の偏りなどを判断しています。

●聞診(ぶんしん)

耳で聞いたり匂いをかいだりします。
声の大きさや咳の音、胃の中に水がたまってぽちゃぽちゃと音がしていないか聞いています。
体や口のにおいをかいだりもします。

●問診(もんしん)

患者さんに質問をします。
体の調子の悪いところ、どのような症状か、また悩みごとや 困りごとはないか、などいろいろな事を聞きます。
悩みごとから体調が悪くなっている場 合もあり、症状の原因を探す手がかりになります。

●切診(せっしん)

患者さんの脈やお腹に触ります。
手首の脈に触る「脈診(みゃくしん)」では、手首の脈を強く押さえたり軽く触れたりしながら、脈の強弱や速さなどを調べます。

また「腹診(ふくしん)」では、お腹を手で押さえながら、固いところや痛いところはないか、などを調べます。

漢方が生まれた時代には精密な検査やレントゲンなどはなかったので、患者さんの感じている症状や、医師が患者さんを観察して得られた結果だけが病気を知るための手がかりでした。
これらの結果を漢方医学の考え方と照らし合わせ、患者さんの体全体にどのようなことが起こっているのか、また体調の悪さの原因は何であるのかを考え、それを解決できる漢方薬を選びます。
必要に応じて2種類以上の漢方薬を使ったり、鍼(はり)や灸(きゅう)による治療鍼灸(しんきゅう)などを取り入れることもあります。

また西洋医学の薬を併用する場合もあります。

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