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映画『13時間(ベンガジの秘密の兵士)』アメリカ在外公館襲撃事件の映画化は必見!

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アメリカ在外公館襲撃事件の映画化『13時間(ベンガジの秘密の兵士)』について

2011年、アメリカにおいて「イノセンス・オブ・ムスリム」という短編映画が製作された。
当初、アメリカ国内では特に話題にならなかったが、イスラム教徒を激怒させることとなったと聞く。
私もこの映画の存在も内容も全く知らないので、何も言うこともできないが、とにかくイスラム教徒を憤慨させてしまったことは事実のようだ。
そして、リビアのベンガジに有る米国領事館が襲撃を受け、さらに至近に位置していたCIAの「秘密拠点?」も襲われた事件である。

 

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ベンガジの事件概要

2012年9月11日、リビアの東部ベンガジにあるアメリカ領事館にイスラム厳格派「サラフィスト」などを中心とした約2,000人が押し寄せ、反米スローガンを展開。
午後10時頃、武装した集団が領事館への攻撃を開始し放火や略奪を行い、対戦車砲を領事館に撃ちこんだ。


領事館の至近に位置するCIA施設の警備に当たっていた6人の保安職員が救出に向かい、保安職員1名とスミス外交官(既に死亡)を館内から救出した。

一方、スティーブンス大使は病院に運ばれたが医師により死亡が確認された。
その後、救出チームはすぐに炎上する領事館からCIA施設に避難したが、武装勢力が正確にその場所を砲撃し、応戦に当たっていた保安職員2名が砲撃により死亡、1名が腕に重傷を負った。

当時、私もこの事件をネットニュースで知り、実際に現地CIA施設(セーフハウス)の存在することを知り驚いたものだ。

リビアには今もなお、外務省からは要注意どころか、国土全体が「危険地帯(レッドゾーン)」に指定されている場所である。


従って、情報収集や諜報活動を得意とするCIAが領事館のすぐ近くで総勢40人近くの職員で構成されたオフィスを堂々構えていること自体が「おかしい」。
なお、リビアにはもともとCIA支局は存在しないという前提にこだわり、当初CIAは領事館襲撃に関しては何ら行動を起こさなかった。襲撃の一部始終を空からの偵察機で把握していたものの、米国本部ではほとんど傍観放置する形をとっていたことも問題になっている。

私も当時の新聞を読んで、その事件の影に潜む政治的な駆け引き、石油王国(アフリカ第3位の産出国)のリビア国情、さらにカダフィー時代の武器買取りを現地で実施していたCIAの活動・・・などが浮き彫りにされた事件とも思えた。そのような意味で、最悪の事件とも言える。

この「矛盾だらけ」、四面楚歌の状況の中で、6名の保安職員だけが職務とは言え、自らの命を犠牲にしてまで2,000人暴徒と化した民兵を相手に最後まで闘ったという米国イズムの映画。
一般の劇場公開は避けてDVD配信されている。ビデオスルーの作品としては人気が高く私も気になったので正月休みを利用して観た。

俳優陣も素晴らしく良く、アクションものを制作したら超ド迫力のマイケルベイ監督。ここでファンの好き嫌いがはっきりと分かれると思う。
確かに凄い映画で、あまりの激しいカメラワークとアングルで、目が回った。体調がここで悪いので余計に吐き気を催したくらいである。

融通の利かぬお偉いさんたちを尻目に、ただひたすら闘う保安職員(元特殊部隊の猛者達)らの姿をとことん表現した映画とも言える。
全体的ストーリーは、時系列を追っての事実の再現的映画。(脚色はもちろんあると思われるが・・)
まさにB級そのもの。
反して戦闘シーンは限りなくA級に近く戦略的かつ米国万歳的。。
アクション好きにはたまらない映画かも知れない。

私自身はこの事件そのものに興味があったので、観たわけであるが・・。
大国の介入の歴史を垣間見るようでどうもスッキリしなかった。

リビアの苦難苦渋の歴史は古く、過去はカルタゴ、古代ローマ、オスマントルコ。
近年ではイギリス、フランス、ドイツ、イタリアとそれぞれ干渉を受けてきたリビアの歴史。

最近はご多分に漏れず「平和の維持監視」という形でアメリカがここでも何らかの介入。
この事件はオバマ大統領の時の事件ですが、今後トランプ氏はどうするんですかね?

彼の『エルサレム首都の発言』が火付けにならなければと危惧しています。
この発言は中東の対立構造の根幹を揺るがす危険性をも秘めているとも言えましょう。
話題がそれますので、この辺にします。

 

さて・・・。

私の気になった俳優に、保安職員の一人、「タント」が良かった。長身で好青年のパブロ・シュレイバー(カナダ出身)がとても格好良く、人間味がでていたと思う。
最後はもうダメと諦めかけた時に助かった瞬間に泣き出すシーンが非常に印象的。
私の好きな俳優のリーヴ・シュレイバーの異母兄弟とのこと。なるほど。血統ですね。

 

もう一人、憎まれ役、性格悪い役のCIA支局長(チーフ)を演じたデヴィッド・コスタビル。
冷徹で国家に忠実、半端ないお馬鹿とも受け取れるチーフの言動と慎重さと優柔不断?の怪演は、称賛に値する。過去はほとんど悪役や超くせ者を演じているベテランさんで、私生活はどうなのか?心配になるほど性格が悪いインテリ役がハマっている。苦笑

 

当時の惨状を日本に伝えたAFPニュースの一部
2012年9月13日 11:29 発信地:ベンガジ/リビア

『炎上する領事館内に取り残された駐リビア米国大使、死の真相は・・』
http://www.afpbb.com/articles/-/2900513?pid=9506358

事件のあった米国領事館をグーグルマップで見る《ベンガジ/リビア》

航空写真/衛星写真 - 地球探検の旅

 

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