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クレオパトラと香草薬学。クレオパトラの実像はいかに・・。

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クレオパトラと香草薬学。クレオパトラの実像はいかに・・。

【クレオパトラとは】

クレオパトラ7世フィロパトル(紀元前69年~紀元前30年8月29日)は、古代エジプト、プトレマイオス朝最後のファラオです。「絶世の美女」として知られ、人をそらさない魅力的な話術と、小鳥のような美しい声であったと伝えられています。但し、この評価は後世の作り話だとの説もあります。

歴史家プルタルコスは、クレオパトラを、複数の外国語(エジプト語・メディア語・ゲエズ語・シリア語・パルティア語・アラビア語・ヘブライ語など)に通じた知的な女性と伝えています。つまり頭脳明晰で美しい声と、独特の教養溢れる話術は女王としてファラオとしても十分な才覚を有している女性であることには変わりないようですね。

当時の世界制覇を目論むローマ帝国の3人もの著名な宰相を夢中にさせるなど、例え容姿はどうであれ「絶世の美女」としてのシンボルとしては今後も揺ぎ無いでしょう。この人智に長ける女王、クレオパトラの私生活において特に関わった香草薬学について少し述べてみます。

 

【エジプト漢方とも言われるアイライナーの成分】

古代エジプトと言えばクレオパトラ。
独特のメイクと濃いアイライナー。

現世と来世とを常に行き来できる者は、その格式に恥じない形を日常から意識していたようです。いわば「死に化粧」と、独特のコスチュームには常に配慮していたようです。当時の風習として男女は共に化粧をする時代でした。特に目は強い紫外線から守るため、『コール』鉱物をアイライナーとして塗りました。

 

同時に当時は流行っていた毒虫から目を守るため、多くの薬草を使用したと言われています。

 

【クレオパトラの香草学とアロマへの傾倒】

また生薬で著名な鎮痙剤と言われている『ベラドンナ』は原薬はもちろん猛毒ですが、クレオパトラは好んで愛用しました。その汁液を希釈し点眼すると、瞳孔が開いて潤んだ魅惑的な瞳に見えると言われ、クレオパトラもよく使用したそうです。一つ間違えれば「失明」ですが、彼女はことハーブに関しては相当熱心に勉強をしており、当時の学者以上の知識を有していたと伝えられています。

彼女は香水や入浴用にバラをはじめ多くの香草を用いました。今で言うアロマです。

 

アロマテラピーとは、植物の芳香成分を利用して、心身をリラックスさせたり自己治癒力を高める自然療法です。

 

 

【クレオパトラが愛用した香油】

バラ風呂に入り、特に香油を愛用していました。耳にローズ、手首にジャスミン、おへそにロータスと、体の部位ごとに違う香油をつけていたのですね。もちろん女王が愛用の香油は他の水も油も含有しない純粋な最高級のエセンシャル・オイル。10年持つと誇張抜きで言われています。驚きです。

 

【クレオパトラの持病と薬草学、医学の発展】

クレオパトラの肖像画やレリーフから察するに、「バセドウ病」であったという学説が有力になりました。

彼女の薬草学は自身の病を契機に、なおも薬学に没頭したのでしょう。そして、当時の外科手術の痕跡や、使用したオペ器具。高度な医学も積極的に取り入れていたことがわかっています。さらには、採尿した後の妊娠検査薬として薬草を用いて判定をするという、知識をも有していたと言うから驚きです。

 

【3000年を経過してもなおも生き続ける香草学】

彼女の政治家としての手腕は言うまでもありませんが、クレオパトラの香草学は単に贅(ぜい)と美への追及だけではなく、後の世代へ後継するハーブ医学に貢献しました。

 

また、当時のローマとも融合し、女性の美容と健康の手法を香草・香油「貿易」という形で、地中海沿岸の各国に大きな影響を与えているのも歴史が物語っています。

プロフィール
この記事を書いた人
薬剤師 遠藤

プロドラッグ取締役/薬のプロたん・薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/元病院薬剤師/東京都青梅市現住/趣味:サイト構築・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+漢方医学にて養生/

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