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蘇子降気湯は単なる咳止めではない。もっと大切な働きが。

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【蘇子降気湯は単なる咳止めではない。もっと大切な働きが。】

一番私が恐れていることは、感冒時期における風邪ウィルスです。
インフルやマイコプラズマ、さらに風疹や、食肉や野菜から媒介される腸管出血性大腸菌感染症にも気を配らねばなりません。

平素から免疫を損なわないよう、雲南貴精(赤霊芝+田七)の摂取、そして話を戻しますが、小太郎の蘇子降気湯を欠かさず服用している理由がそこにあります。(1日3回食後にコイクシンと服用)

平たく言いますと「免疫」です。さらに掘り下げると「リンパ」です。
特に感冒時期のウィルスには「自身のリンパを強化する」というのが私の持論です。

そもそも蘇子降気湯(そしこうきとう)そのものは体にやさしい漢方方剤なのですが、私の体験と研究から「自身のリンパ」に好影響をきたすことがわかりました。

そのポイントは蘇子降気湯という処方に含まれる「紫蘇子(しそし)」と「前胡(ぜんこ)」です。

【蘇子降気湯の紫蘇子と前胡の働き】

紫蘇はシソ科シソ属の植物で、芳香性の1年生草本です。
後漢の末期、洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こし死にかけたときに、名医・華佗がシソの薬草を煎じ、紫の薬を作った言われがあります。

いわゆる薬効は「免疫」と「毒消し」です。

●主に夏ごろに採取した赤紫蘇の葉を蘇葉(そよう)または紫蘇葉(しそよう)といい理気薬として用います。(半夏厚朴湯、香蘇散などに配合)

●秋に採取した熟した種子だけを集めたものを紫蘇子(しそし)または蘇子(そし)といい解熱、鎮痛、鎮静、咳、喘息、アレルギー、肢体浮腫などに用います。(蘇子降気湯が代表)

ここで注目!・・・「アレルギー、肢体浮腫」というのがそもそも免疫とリンパ腫脹に他ならない。

特に上半身のリンパ節についてお話ししましょう。
上半身には左右対称にリンパ節が存在します。

・耳の下(耳介前・耳介後のリンパ節)
・顎の下(顎下リンパ節)
・鎖骨(鎖骨リンパ節)
・両脇の下(腋窩リンパ節)

これらのリンパ節腫脹は、ウイルスや細菌の感染又は腫瘍による炎症から由来されることが一つの目安になります。

紫蘇子は免疫を高め、毒消しの作用を有します。
紫蘇の実は、エキスとして他にアトピーや花粉症に良いとして健康食品にもまたは入浴剤としても用いられています。

 

【前胡】

セリ科シシウド属の多年草。

前胡はセリ科の異なる2種の植物に由来します
・白花前胡
・紫花前胡 ノダケ

前胡の薬効について『本草綱目』では「肺熱を清し,痰熱を化し,風邪を散ず」とあります。

「痰熱、喘嗽、痞膈(胃のつかえ)、気逆」にも効果有としております。

以上でざっとご説明しましたが蘇子降気湯は単なる「咳止め」だけではなく、本来は、免疫系やリンパ系にも穏やかに作用し、精神面にも奏功する漢方薬であることが
わかります。

詳細説明につきましては、本日トップページにも更新しておりますのでぜひご覧ください。

蘇子降気湯(そしこうきとう)への経験論と一考察。
度々、特集記事やメルマで当処方が呼吸器疾患を緩和するとの内容で、ご紹介して参りましたが、実はこの蘇子降気湯の用い方として・・・慢性気管支炎、気管支ぜんそくの他に、気が落ち、のどの閉そく感、うつ傾向にも「気の是正」をしてくれるとても秀逸な漢方です。
プロフィール
この記事を書いた人
薬剤師 遠藤

プロドラッグ取締役/薬のプロたん・薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/元病院薬剤師/東京都青梅市現住/趣味:サイト構築・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+漢方医学にて養生/

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