映画ブログは新設サイト・プロたんキネマへ移動しました。

精神・神経系の漢方【第3回】うつ病、パニック障害と牛黄について・薬剤師解説

精神・神経系漢方特集・薬剤師解説
スポンサーリンク

精神・神経系の漢方【第3回】うつ病、パニック障害と牛黄について

いつも有難うございます。

現在連載中の精神・神経系の漢方【第3回】となります。

テーマはうつ、パニック障害と牛黄(ごおう)について
あらためて考えてみました。

うつの病症パターンは実に多面的

うつ病の定義について記してみますと、

気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害。

・・と、あります。
長い定義ですね。つまり病症のパターンが多いのも特徴です。

結局、学会での多くの論争により、生物学的仮説(あくまでも仮説)が多く、モノアミン仮説が有効ではないか?とのことで、SSRI「エスエスアールアイ」と呼ばれるセロトニンの代謝に関係した抗うつ薬が多く処方されてきました。

SSRIからSNRIへ、そして近年ではNaSSAへと

私はこの選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI) の使用については副作用が強い、離脱が困難、という大きな理由により、もとより懐疑的ではありました。
※「Selective Serotonin Reuptake Inhibitor(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」の略称。

結局、うつ薬の進化として現在では以下の形に変遷してきたと思います。
三環系→ 四環系→ SSRI→ SNRI→ NaSSA

うつ薬の開発は、副作用との闘いでもあり、今現在では、NaSSAが一番新しいうつ薬として位置づけられています。
(商品名:レメロン15、リフレックス15など)

今後もさらなる新薬が続々と開発されていくと思います。より良い安全な薬剤が開発されていくことを願っております。

こうした新薬である、うつ薬やベンゾ系(ベンゾジアゼピン系)薬物との併用処方が多いことに薬剤師として敢えて否定はしません。しかし、代謝の遅い高齢者(65歳以上)には副作用の件をより懸念するものです。

やはり高齢者における老人特有のうつ傾向、全般性不安障害(GAD)等については漢方療法が適しているものと考えます。

【東洋医学・漢方医学の世界における精神神経疾患へのとらえかた】

さて、漢方の世界では病名は一切優先されず、気鬱(げうつ)の漢方とか、私はもっと解りやすく「精神・神経疾患の漢方」と皆様にお話しします。

東洋医学の理論として「気・血・水」バランスのうち、「気」が重点的にダメージを受けている状態です。

西洋医学の薬剤は、「気」を是正するために、「気」へ直接働きかけます。つまり人間の脳の中枢神経系へダイレクトにアタックします。当然、よく効きますが長期服用により、その薬からの副作用や離薬困難も発生します。

俗に「眠り薬」として睡眠導入剤を併せてよく処方されるケースを見かけますが、これも薬剤によっては習慣性のあるものも存在します。

漢方医学の場合、「気」へ間接的に働きかける生薬は多く有り、しかし効き目は穏やかで作用はほとんどが「癒し効果」が中心となります。

但し、牛黄(ごおう)の効き目だけは、例外中の例外。生薬なのに、その効き目とスピード。副作用もほぼ皆無。
牛黄(ごおう)の神経系への作用について考察してみました。

 

牛黄(ごおう)の精神・神経への働きかけへのメカニズム研究

精神・神経疾患の神経疾患への働きかけへの私の研究は、今から29年前に始まりました。薬局の開店当初はTIAを前年に患っておりましたので、その後遺症で足が不自由でした。

我が足の拘縮(片麻痺)をなんとか改善したく、自分の薬局内に2年以上籠り、多くの生薬文献の調査していました。

これが今の自分にとってお客様へのノウハウの基本となり、とてもプラスになっているようです。当時のウチダ和漢薬の部長さんからいろいろと製剤を紹介して頂いた時期を憶えております。

それから5年間は仕事の合間をみて、大学研究室へ足げく通ったり、治験データーを中央線の中で夢中で読み、立川(青梅線)降り忘れたりで、(汗)今となっては懐かしい思い出話です。

当時発売されたばかりの「牛黄(ごおう)」を研究室での検体としました。

私にとっては一生記念すべき製剤であり、今もなお色褪せしていない製品と考えています。

価格は少しでも安く入手してお客様に販売する薬剤師の立場なのに、本年2018年1月における「牛黄ショック」の事件からは価格が異常に高騰し悔しい限りです。

私の知る限り、神経系に例え間接作用であろうとも即効性に近い生薬は「牛黄(ごおう)」であり、パニック発作時の緊急薬として皆様に例外的に推奨しています。但し、緊急時以外は、一般の「漢方処方」をご紹介しています。

※牛黄(ごおう)は、いきなり「脳」や「神経」には働きかけません。服用し、小腸壁から吸収され、門脈を通じ「肝」に運ばれます。そこから血管を通じて体循環に流れ、全身の毛細血管を拡張することにより心臓への負担、ドキドキ感(動悸)を軽減します。つまり「気・血・水」のうち、出発点は「血」であり、間接的に「気」の是正をするわけで、極めてマイルド、さらに毛細血管の多い「腎」にも働き最終的には経絡で結ばれている「目・鼻・耳」のような感覚器へ連携します。

文章で記載すると長くなりますが、この牛黄製剤を服用し、効果を発揮するのが僅かに数十分以内に効果を発揮するわけで、これは驚くべきスピードです。

特にパニック障害をお持ちの方が、服用すると、信じられない程の回復効果を「体感」いたします。以上のことから、私は動悸、心労、疲労、過労のみならず、神経疾患全般、神経麻痺を含め、さらに自律神経失調から発展する心身症、うつにも牛黄製剤が効くことを皆様にお話しています。

なお、何度も繰り返しますが、牛黄(ごおう)には副作用は全くございません。副作用は限りなくゼロに近いと思います。霊芝、田七と並び「上薬」として位置づけられる所以です。価格も1g相場は「金」よりも高く、金不換(きんふかん)と言われ、まさに超高級漢方と言えましょう。この点だけは全く困った問題です。

当店で扱う牛黄製剤の一覧サイト

牛黄カプセル・牛龍黄の薬剤師解説
牛黄(ごおう)は牛の胆石であり、超高級、かつ希少生薬として著名です。この牛黄を用いた漢方の牛黄カプセルには南米産と上級志向のオーストラリア産に二分それます。また別枠として牛黄の複合製剤として牛龍黄(ごりゅうおう)も見逃せません。これらをプロたん漢方の薬剤師が専門的に解説するサイトです。
精神・神経系の漢方【第1回】神経症からパニック障害など・薬剤師解説
精神・神経系の漢方【第1回】神経症からパニック障害など いつも有難うございます。 最近は神経疾患に関してのお問合せが多くありましたので、甚だ拙稿ですが公開いたします。 当店が実店舗相談やネット上でのメールやりとりに、精...
精神・神経系の漢方【第2回】温胆湯と帰脾湯について・薬剤師解説
精神・神経系の漢方【第2回】温胆湯と帰脾湯について いつも有難うございます。 現在連載中の精神・神経系の漢方【第2回】となります。 今回は「温胆湯と帰脾湯について」お話しします。 温胆湯 (うんたんとう)は熱...
精神・神経系の漢方【第3回】うつ病、パニック障害と牛黄について・薬剤師解説
精神・神経系の漢方【第3回】うつ病、パニック障害と牛黄について いつも有難うございます。 現在連載中の精神・神経系の漢方【第3回】となります。 テーマはうつ、パニック障害と牛黄(ごおう)について あらためて考えてみま...
プロフィール
この記事を書いた人
有限会社 プロドラッグ

有限会社プロドラッグ 創立:1991年6月10日 所在地:〒198-0052東京都青梅市長淵5-543
代表電話:0428-25-8682 代表ファックス:0428-25-8683 代表e-メール:pro@protan2.com 
直営店舗:薬のプロたん/営業時間:月曜~金曜 10:00~17:00
(土曜・日曜・祝日・年末年始・お盆休暇を除く)許可番号:第5228090278号
管理薬剤師:遠藤啓太 登録番号:第142990号
登録販売者 田中しげ子(店長)登録番号:第13-09-00343号
特定販売届出:第5228090278号 管轄:西多摩保健所(東京都)
届出広告ページ:プロたん漢方2
URL https://www.protan2.com/

有限会社 プロドラッグをフォローする
精神・神経系漢方特集・薬剤師解説
スポンサーリンク
有限会社 プロドラッグをフォローする
プロたん漢方トピックス2019

●ここのページURLをQR Codeスキャンする

精神・神経系の漢方【第3回】うつ病、パニック障害と牛黄について・薬剤師解説